どうして小3から日焼け止めを塗るようになったのか
どうして私が小3というまだ幼い時期から日焼け止めを塗るようになったのか、お話したいと思います。
1999年、私は普通の公立小学校に入学しました。
そこでまぁ普通に勉強して普通に友達もできて普通に遊ぶようになったのですが、
当時すごく仲の良かった友達のYちゃんから紹介された物が今後の私の人生を様々な意味で大きく変えることになります。
現在でも絶大な人気を誇る少女漫画誌「りぼん」に掲載されていた、藤井みほな先生の「GALS!」
主人公「寿蘭」ちゃん達コギャルが、渋谷を舞台にオシャレや恋にがんばるストーリーで、当時の私にはその全てがキラキラしていてかっこいい漫画でした。
世はまさにガングロ・金髪・ハイビスカス・ルーズソックスのコギャル時代!
すぐに「GALS!」にハマり、特に主人公の蘭ちゃんに強い憧れを持ちました。
蘭ちゃんのようになりたい!
しかし小学生低学年だった私には、染髪もミニスカートの制服も厚底ブーツも、手が出ませんでした。お金も、親の承諾も必要だ。
そんな中、主人公の蘭ちゃんのセリフ
「私はカネ無くて日サロ行けないから外でタダで焼いてるよ~」
これなら私にもできる!!
1ミリでも蘭ちゃんに近づきたかった私は、その日から1日の大半を外で過ごし、出来る限り日向を歩くようにして生活しました。
(今の私には考えられないことです)
努力の甲斐あって、夏が過ぎるとこんがり黒くなり、おこずかいで貯めたルーズソックスやハイビスカス付きのかごバッグなども買い揃え学校では少しだけ有名なチビコギャルちゃんになることができました。
しかし、子どもの流行り廃りの文化は早いものです……
1年後にはGALS!にも飽き、コギャルにも飽き……
なんとなく世の中(というかギャル文化)も「ガングロ」より「ナチュラル小麦肌」の方がイケてね?という風潮になりました。
小3になった私はガングロにも興味を示さなくなり、ふと去年の写真を見るとそこには真っ黒な自分が……。
「え、全然イケてないじゃん、むしろダサ。」
当時この言葉は無かったかもしれませんが まさに 黒歴史 。
ガングロというのは、化粧もつけまつげも髪型も髪色も服装もイケイケのギャルがやるからかっこいいのです。
すっぴん黒髪小学生がガングロに焼いても、それはガングロではなくただの日に焼けた子ども。
どうして去年の自分はこんなにも自信に満ちた表情で裏ピや口ピをしてたんだ……と恥ずかしくなりました。
※裏ピ…手の甲を向けたバージョンのピースサイン
※口ピ…裏ピの指先を口にあてるピースサイン
そこで小3の女子児童は一念発起します。
「私には色白が似合う!」
「今日からは日に焼けないようにするぞ!」
その日から、スーパーで安く売っていた「サンキラー」の日焼け止めを買い、毎日塗り続ける日が始まりました。(当時、低価格帯の日焼け止めといったらサンキラーが主流だったと思います)
このときは今後15年も毎日塗り続けることになるとは思いもしませんでした(またすぐにガングロブームがやってくると思っていました)
当時の日焼け止めって、ガサガサしてて、コナコナしてて、ツンとした匂いがして、あんまり気持ちのいいものではありませんでしたし、小学生で日焼け止めなんか塗っている子なんてクラスには誰もいませんでした。
ただ、去年の写真に写っていた黒歴史な自分から少しでも遠ざかりたかったので、毎日毎日、日焼け止めを塗っていました。
習慣というのは恐ろしいもので、小学5年生くらいの頃には歯を磨くように毎朝日焼け止めを塗ってから外に出るのが当たり前になってきました。
結果としては、その習慣が身について本当に良かったと思っています。
日焼け止めを塗りすぎて後悔したことは今まで一度もないです。
もちろん、人によって合う合わないがありますので、自分に合った日焼け止めを探すことが大切だと思います。
私の肌は日焼け止めに慣れてしまっているのか、どんなに安いものを使っても肌荒れしませんが……
あと、長年日焼け止めなしで外に出たことがないせいか、日焼け止めの塗り残し(耳とか、腕のTシャツのキワのトコとか)があるまま外に出ると、肌が紫外線をキャッチしているのがわかるようになりました。ジリジリするんです(笑
関連があるかは分からないですが、思春期よりも前から日焼けをガードしていたせいなのか、体毛が極端に薄いまま成人を迎えました。
体毛って紫外線などの刺激から肌を守る効果があるそうなので、私の体毛たちは「こいつ紫外線浴びないぞ!」と勝手に思って生きる力をなくしたのか……
未だ、体毛を一度もケアしたことがありません。(男子に言うと、女子が体毛生えないのなんて当たり前じゃん!とか言う人もいますが、女子だって体毛、生えますよね?笑
女性に「腕の毛も足の毛も、全く脱毛したことないんだ~」と言うと私の腕を見ながら目を丸くして「うそでしょ?!何も生えてないから高級サロンでケアしてるのかと思ってた!」と言ってくれます。(お世辞かも)
他にも日焼け止めを毎日塗ったことによる良かった話は沢山あるのですが、そちらもまた今後お話していけたらなと思います。
それでは。
ブログ村に試験的に参加してみました。
UVカット部門で1位を目指します!